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好きなものの備忘。

Caligula-カリギュラ- 1話 感想

 

 

アニメCaligula-カリギュラ- 1話「冷静さを見失うと、真実と真理にたどり着くことはできない。」感想。アニメのネタバレ有

 

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「どうなってんだ……誰か説明してくれよ…!」それなー!!

 

待望のアニメ、カリギュラがやっと始まった。上田麗奈さん(μ役)のメイン作品であること、カリギュラのコンセプトがかなり好みであることよりなるべく応援していこうスタンスな自分なので、雑感程度だけど適宜書きたいことは書いていきたい。

 

 

■ 

 1話は色々ぶっ飛んでましたね。原作知らない視聴者は何が起こったか分からなかっただろうし、原作知ってても分かりみ顔しながら内心なるほど分からん状態だったのではないだろうか。

 

 初っ端から主人公・式島律のこじらせ具合が目に付く。仲良さげな女の子(水口茉莉絵)に朝から心理学の話を振ったり、友人たちにはノーザンパイク症の話をだらだらとしちゃったりする。イタタ。ただ水口さんには「よく分からない」と一蹴され、友達には「教授」と称されているなど周りも扱い慣れているのだろう。中の人の千春さんも多分理解できてないであろう感じが出た喋りで面白い。そして不穏な雰囲気から突然の暴力と突然の戦闘へ…そして冒頭の言葉で〆る。

 

 

 ただアニメ公式もこう言っていることだし、1話切りせずに共に観ていきましょう。ラストの「誰か説明してくれよ」はメタ的にも狙った言葉選びなのだろうと思える。

 

 

■Caligulaの魅力

 この作品の独特なとこは「μ」の存在にある。終盤、入学式で律が違和感を覚えた際に流れ始めたのが「ピーターパンシンドローム」という楽曲。作曲しているのはボカロPとして超有名な40mP。厳密には楽士という作中での存在に現実のボカロPが曲をあてている。

 最近のアニメのOPEDでボカロPを見かけることは少なくないが、このCaligulaはボカロPなしでは語れないくらいに作品との関わりが密である。40mP以外にも有名なボカロPが作曲に携わっており、ボカロ初~中期にボカロ廃だったらそれだけでも興味持てるコンテンツになっている。かくゆう自分も知らない名前は無かった。

 

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 また、冒頭の挿入歌(1話のみOP?)の「レネット」はアニメで初登場の新曲。この曲、先の挿入歌どちらも歌唱はμ(CV.上田麗奈である。この作品色んな曲をμが歌いまくってる。だから上田麗奈さんのファンにはたまらない。単純な歌唱力、そして歌い分けがとんでもない。楽曲毎に作曲者に気持ちを入れる迫真さがある。てさぐれに続く上田麗奈無双がここにある。

 

 総じて言えば、初音ミクがボカロPの曲を歌ったり、Vtuberとして悩めるリスナーに救いのコミュニケーションを取ろうとしたりするようなお話。合ってる、多分。

 

 1話EDは通常でのOPとのことだけど、歌もアニメーションも格好良いし、次回予告はまさかのぶくぶ先生で笑った(ぶくぶ先生はゲームエアプなのにゲームでの4コマ企画を担当していた)。以上。

 

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