Caligula-カリギュラ- 2話 感想
アニメCaligula-カリギュラ- 2話「不安、焦燥などといった負の感情は他人を巻き込んでいく。」感想。アニメのネタバレ有。
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μかわいいよμ…!
1話の展開に???だった主人公・律と視聴者達。2話では律が自身が覚えた違和感の正体を探ることに。
アイドルのμとは一体何なのか?頭がガビガビしたやつと尖ったやつはどう違うのか?そもそもこの世界とは…数多湧いてくる疑問に対して核心的な回答は無かったが、律の試行錯誤と共に何となくでも感付くことができてきたように思う。そんな2話はこの世界・メビウスの全体感(の一端)、μの純粋な狂気に触れたとこで終りを迎える。微かな違和感が核心に変わるまでの過程を2話も使って説明しており、相当丁寧に作っているのが伺えますね。
気持ちが届いていないことを嘆くも(しょんぼりμかわいいかよ!)、楽士に励まされ街中に歌声を届けることに。どうやら周りのやつらの頭が尖る原因はμの歌が関係あるようだ。
上田麗奈さん(μ役)好きな自分はかわいすぎて悶絶したシーンだったが、このラスト、μのかわいさがあるからこその恐ろしさが垣間見える。自分は何でも叶えられる、だからこそ相手は必ず幸せになる…そんな論理回路が敷かれているであろうμの自信に満ち溢れた笑顔で〆。メビウスの土台はμにある。秀逸な引き。
"確信犯"という言葉がある。"それが悪いと知りながら行動する"といった意味で使われることがほとんどだが、本来は"それが正しいと信じて行動する"という意味らしい。
そしてCaligulaにおけるμこそ本来の意味での確信犯にあたると思っている。μがかわいいだけにこの純粋な狂気にゾクゾクくる。さて、そんな皆の幸せを願うμは悪ではないのではないか?これからの物語展開が楽しみですね。
μ良い。本当に魅力的なキャラだと思うし、上田麗奈さんにどハマリである。やや系統はズレますが映画harmonyの御冷ミァハが存分にゾクゾクできるので是非とも( ´ ▽ ` )ノ
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そんな2話で新しく流れた挿入歌「Orbit」。作曲は「いーあるふぁんくらぶ」「サリシノハラ」等で有名なみきとP。聴いてる者の不安や望みを全てを受け止め包み込んでくれるような優しく壮大な曲で大好き。以上。