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好きなものの備忘。

いろいろな沼津 - 沼津旅行記

 もう2ヶ月近く経ってしまったけども、9月の終わりに沼津を訪れたので簡単にでも記録を残す。と言うが、旅行記含めて文章を全然と言っていいほど書けていなかった。その末路として、トップに広告がデカデカと表示されるタイプのブログになってしまった。自分の為、備忘にとやっているブログがこれではいけない。なので、これからはちょくちょく書いていきたい。とは思っています。

 

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  話戻って、1年ぶりの訪問となる今回の沼津。これまでは友人と来たり、一人で来たりと何度か足を運んできてが、4回目となる今回は彼女氏を連れて、ということで、今までとは違う楽しみを得る時間となった。

 

 

 

 

 

柿田川公園 

  埼玉から車で2時間ほど。予定よりも早く着いたので、お昼の前に観光名所に足を運ぶことにした。向かったのは「柿田川公園」。

 

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  キレイな湧水で有名、という自然豊かな公園なのだけども、一歩公園の外に出れば大型量販店がズラーッと並ぶ大通りがあったりもする。そんな沼津の市街地のど真ん中に現れる自然美。Google検索によれば沼津の観光名所ではトップクラスであるという。

 

 

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  水があるのか疑う透明度。とても綺麗だった。多少カメラアプリの自動加工が仕事をしているが、肉眼でも青々としているのを十分に感じられる。この透明な水面に映るのがまた自分達の頭上に生い茂る青々とした木々達なところに見惚れる。

 

 公園自体が湧水と共に在る、といった感じでマイナスイオンを感じられそうなスポットであった。気軽に行けて、気軽に見て回れて、気軽に後にできる。そんな良い観光名所。沼津旅行の良い初手を踏むことができた。

 

 

沼津港

  沼津に来てお昼が沼津港で無かったことが無い。この日は、いやこの日も「丸天」へ。名物かき揚げタワーは自分の胃袋の許容範囲を超えてることを前回学んだので、今回は謙虚に豪華海鮮丼にした。

 

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 海鮮丼に”海の宝石箱”というバチボコ言い得た比喩を定着させた彦麻呂は功労者だと改めて思う。葉に隠れているが魚のネタは大きく、手前の白エビ、生しらすが沼津らしくてよし。そしてウニに海老、いくら。大満足。

 

 

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 彼女氏はというと、クソデカ海老フライを食べていた。これがどれだけクソデカなのか写真で伝えきれないのがとてももどかしい。彼女氏の肩幅くらいあって驚いたのだが、それをペロッと平らげる彼女氏、決して大食いではなく、どちらかというと少食目であるが、それだけ美味しかったということなのだろう。

 

 

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  食後の深海プリンと深海ソフト。深海プリンの見た目・味もさることながら、初めて食べてあまりの美味さに驚いた。ラムネとバニラが交じり合って、甘いが甘すぎないスッキリとした美味しさ。これは絶対に食べるべき一品と言っていい。

 

 

鮎壺の滝

 沼津港をブラブラしたところで、続いて「鮎壺の滝」という場所に向かった。これもまたGoogle曰く沼津の観光名所であるとのこと。

 

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 住宅地の中に存在する滝。ほんとにこんなところにあるのか?と実際に見るまで疑うくらいであった。流れの激しい川に、切り出されたような岩の高低差で滝となっているよう。写真でその激しさを捉えるのは難しい。天気が良ければ背景に富士を据えた1枚にありつけそうであった。

 

 

松濤館

 夕方に近づいてきたので、今日の宿へ。市街地を抜けて、内浦へ向かう。右手に淡島ホテル、左手に安田屋旅館、そんな馴染み深いものを横目に見ながら着いたのが本日の宿である「松濤館」。

 

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 サンシャイン!!でも1話から登場している、あの海岸でよく見る、あの建物。

 

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 今回の旅行で聖地巡礼は特段意識していなかったのだけども、時勢も鑑みて個室で食べられるとこがいいよね、と探し始めて、たどり着いたのがこの旅館。充実した時間をきっと過ごせるだろうと思った。車を出迎えてくれて、明るく挨拶を交わしてくれた旅館の方々になんだかホッとした。

 

 

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  とにもかくにも部屋が良い。しっかりとした和室のお部屋。綺麗で広く、お部屋と窓際の間のあのスペースも完備していて、夜はあそこでお酒を飲もうとまず思った。

 

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 大きな窓から見渡すは内浦。目の前にはあの海岸やよく見た風景、広い内浦の海が広がっている。

 

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 良い感じの寝室。ふかふかでぐっすり寝た。

 

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 ワクワクしか感じさせないのは部屋付きの半露天風呂。もちろん館内には大浴場も備わっており、夕飯前にひとっ風呂を浴びた。屋上?露天風呂の気持ちよさったら言葉にならない。

 

 

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 豪華な夕飯に舌鼓。特に旬の鮮魚盛り合わせ(魚のお造り・中段左上)は新鮮で美味しく見栄えの良さ、そして金目鯛しゃぶしゃぶ(下段真中)の満足度が高く、お気に入りであった。

 

 

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 また、夕飯のお供はオプションで頼むことができる「地酒飲み比べセット(5種)」。銘柄は臥龍梅、白隠正宗、高砂、正雪、萬耀 。日本酒が好きな彼女と、一人一セットを嗜んで、至高の時間に。

 

 

 この日は彼女氏の誕生日であった為、記念日のプランで過ごさせてもらっていた。夕食後にはお誕生日のケーキも出してくれた。そればかりか旅館の方からと、プレゼントも頂けるというおもてなしぶりに驚きと感謝。

 

 ただ、夕飯の量はお腹いっぱいなほどに提供してくれた為、そこにさらにデザートやケーキを食べるとなると、長男である自分なら耐えられるものの、長男でない彼女氏にとっては満腹で、それ以上は入らないようであった。しかし旅館の方がそれを察して、お部屋までデザート類を運んでくれるという心遣いを。そうして、お部屋でまったりゆっくり食後の時間を楽しむことができたのであった。

 

 

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 その後は旅の疲れを癒やして、床につく。彼女氏は先に眠っていたが、自分はというと、夜の内浦を見ながらこだわり酒場のレモンサワーに興じるなどして、”浸って”いた。夜の淡島は暗いなぁとなんでもないことをダラーッと考えていた。

 

 

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 朝食も個室にて。ここにご飯とお味噌汁にお魚。健康的。

 

 

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 沼津の干物はほんと美味しい。淡島ホテルでもリバーサイドホテルでも、必ず干物はメインのように出てくる。洋風メインな場所でも主役の面をできるのが美味しさの裏打ちと言っていいだろう。

 

 

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 至高の時間を過ごしてしまうと、決まってチェックアウトの朝は名残惜しさを覚える。贅沢であり、満足であった。彼女氏も喜んでくれたようで良かった。出発前、貸し切り状態だった露天風呂に浸かりながら、ぜひまた来ようと思い、宿を出た。

 

 

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 宿を出るときに貰えたのは沼津のお茶と花火に包んだお水。沼津の宿で無料で貰えるようになっている?らしかった。狩野川花火大会もまた、観に行きたいですね。

 

 

伊豆・三津シーパラダイス

  うちっちーチャレンジ3回目、不発。そもそもいつも沼津に来るのが人混みを避けて平日であることがよくないのかもしれない、という今さらの気付き。うちっちーどこ…。

 

 

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 リアルうちっちーに、

 

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 八つ墓村に、

 

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 お利口アシカ先生に、

 

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 舌出しとどに、

 

 みとしーのショーは笑えて、いつ行っても違った面白さを提供してくれるので好き。また次も。できればうちっちーも。

 

 

恋人岬

 内浦をさらに南下していく。海岸に沿って進めばまた違うのだろうけど、大抵のナビは直線距離で短い山越えのルートを提示してくる。1時間半ほど車を走らせ、山を2つほど超え、たどり着くは「恋人岬」。

 

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 こんな時しか来れないからと来訪。言い出したのは自分だったような?。駐車場から結構歩くと15分くらいで岬にたどり着く。 

 

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  この日は天気ほど悪くないものの若干曇りめ。けど富士山に雲が細くたなびきたりて(適当)、頭だけ出していて雰囲気としては良かった。

 

 峠から駐車場へ戻る道もまた大変であった。前から来る先輩カップルと思わしき男女、疲れ果てたのか「もうやめようよ~こんなに大変なら恋人にならなくていいよ~」と言う男性を、3歩先行く女性が「はいはい」とあしらっていた。若いカップルや女性だけのグループ、老夫婦、色んな恋への形を見た恋人岬であった。

 

 

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 恋人岬には看板猫が2匹いた。人懐こすぎる。愛くるしい。

 

 

終わりに

 2日間の沼津旅行も終わることとなった。彼女氏が沼津に興味を持ってくれて、いつか行きたいと言ってくれて、そして今回一緒に行くことができた。いつもと違った沼津、内浦の魅力に触れられて嬉しく思う。また、今のような苦難の時期でも、対策を講じて、ここで生きていくんだと思わせるようなエネルギーを感じ、自分も頑張ろうと思うことができた。

 

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 また、沼津へ、内浦へ。以上。

 

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