blog141

好きなものの備忘。

Caligula-カリギュラ- 11話 感想

アニメ Caligula-カリギュラ-11話「人は常に正解を求める。だが、正しければ本当にそれでいいのか?」感想。アニメのネタバレ有

 

前 → 10話感想

次 → 12話(最終回)感想

 

f:id:yamasif:20180618211803j:plain

それがウィキッドの幸せなんだね!

 WUGの解散発表を受けて、現在メビウス行きたい感MAXの私ですが、上田麗奈さん(μ役)オタクかつCaligulaファンとしてアニメ感想記事は更新していきますよ。ただ今回は雑感程度。

 人をいたぶるのが幸せだと言うウィキッドを見て「それがウィキッドの幸せなんだね!」と言うμ。元々幸せなど、物事の捉え方が一方向的なμではあるけども、このμはさらに視野が狭まっていることが分かる。

 6話にて負の感情を溜め込みすぎて暴走したμだったが、また危ういことになっている様子。この11話、なかなかに衝撃的な事実が明らかになると共に、メビウスの創造主μの生い立ちのようなものにも触れられる。そりゃこんな脆い世界にもなりますわ…。

 

 

ウィキッド

 

 ということでCaligula唯一の良心と思われたあの子が実はウィキッドであったと判明する。

 

f:id:yamasif:20180618213544j:plain

アハッ アハハッ

 このシーン、というかこの顔が好き。本当に楽しそう。目が♡なのがかわいい。渕上舞ダヨーさんの怪演も最高でした。

 やってることもその行動原理もめちゃくちゃな彼女だが、そういう人ほど現実でめちゃくちゃな目に会っているのがCaligulaでもある。爆発で両足が吹き飛びながらも吠える。アニメ制作陣は人が悪い。

 

f:id:yamasif:20180618214317j:plain

同情なんてするな…こrす…必ずこrしてやる…あるのかよ…お前らに…肉親から死を望まれたことが…あるのかよぉ…!!

 私が好きなキャラはもちろんμですけど、それ以外とすると水口さんが好きだったりします。同情なんてするなとウィキッドは言いますが、とにかく愛おしく思ってしまうんですよね。興味ある方はぜひ水口さん視点の小説も見て下さい(ゲームやって小説見てないって方には尚更!)。

 

カリギュラ EPISODE水口茉莉絵~彼女の見た世界~ (GAノベル)

カリギュラ EPISODE水口茉莉絵~彼女の見た世界~ (GAノベル)

 

 

 

 戦闘シーンで流れたのは「コスモダンサー」、作曲はYMさん。とにかく終始不安定さにおかしくなりそうな曲だが一度その感覚に酔ってしまえばウィキッドの虜になりそう。どの楽士の曲も個性というか癖があって本当に面白い。音楽面が本当に力入ってますよねCaligulaは。もっと多くの人に触れて欲しい…!

 私的にYMさんは大大大好きなボカロP。「十面相」とかが有名だろうけど、「曖昧フィーリングス」「レゾンデートル頂戴」とかね…本当好き。

 

 

■式島 律と橘 真吾

 

f:id:yamasif:20180618221618j:plain

式島律…!

 前回の感想記事の通り、10話の引きとEDクレジットには大いに混乱させられた。その答え合わせが11話。

 メビウスでの式島 律(CV.沢城 千春)の姿は現実世界での橘 真吾(CV.沢城 千春)のものであるが、その中身は式島 律(CV.岡本 信彦)であった…ということであった(??)。

 

f:id:yamasif:20180618230540j:plain

左:11話ED 右:1話ED

 確かに今思えばなぜ「1話のみのナレーション」がしこりんだったのかっていう謎は感じられたはずだったか。「律はμを作った人」という大方の予想からはちょっと違った結果、良いミスリードの所為と思います(拍手)。

 

以下、メビウスでの式島 律を「律」、現実での式島 律を「式島」と書きます。

 

 精神科通い?の式島 律はその内気な性格からか、社内でも隅っこで暮らしていた。対して橘は、そんな式島をも気にかけることもあった人気者なリーダーであり、陰と陽で対象的な2人。悩めるものがメビウスに次々と連れていかれる中で、自分はいつまでたっても現実に取り残されている。焦りを感じた式島は、名前はそのままに、記憶を捨て、見た目や陽気な性格を橘から借りる。

 

 

 そしてμに幸せを教え込んでいたのはこの式島(CV.岡本 信彦)だったようで、μは「美味しいものが好き」「綺麗で可愛い恋人が良い」などを幸せの定義としてインプットしていく。μがポンコツカラオケウーマンと言われたり、それゆえにメビウスが不完全だったりするのはお前のせいだったのかー!

 ここで7話の「律)なぜ僕に聞く?」「μ)だって律だから」の謎が解ける。μにとっての幸せの基準は律(式島)なのだ。μちゃん、とても筋が通った答えをしていたわけです。

 けど幸せを定義すること自体ができないんだよね。そもそもなんだ。

 

 しかしメビウスで現実の式島の姿を思い出した律。現実に帰り、μが作るのは偽りの幸せだ!と言って、μを変えようとする。取り乱す式島に対して橘はコーヒーを入れてくるイケメンっぷり。メビウスでの律は基本は橘の性格なんだろうけど、あの理屈っぽいところも橘譲りなんだろうか?ちょっと謎?考察不足?なんで次回で、できれば触れたい。

 そして電脳空間をつたって飛んできたアリア。アリアもμと同じ様に式島に仕込まれていたのなら元々彼のことを覚えていても良かったと思うがどうなんだろ。式島がアリアの担当外だったのか、現実とメビウスで見た目が違うからか。

 

 

■他

f:id:yamasif:20180618231045j:plain

・健介が主人公してるなぁ。それにしてもカタルシスエフェクトを今発動できたってこと?これもどういう理屈なんだろ。

 

f:id:yamasif:20180618231216j:plain

・第12話「理想(きみ)を壊して現実(じごく)へ帰るーーー。

 ゲームのキャッチフレーズを最終回のサブタイにしてくるとはかっこいいですね。律が、式島が、どういった行動をとるのかが興味深いです。μにスポットが当たるであろう最終話、目が離せません。

 

デビルマンモーに興味ある人はゲーム公式サイトのエクストリーム帰宅部なる4コマを見るととてもよく分からなくなると思います。

 

f:id:yamasif:20180618231532j:plain

 

お分かり頂けただろうか…。

f:id:yamasif:20180618231711j:plain

 

こんなん出すならμを書いてくれよぶくぶ先生!

 

 

■Blu-ray1巻発売 

  2018/06/20発売。ぜひぜひ。

 

 

考察し直して最終回感想も書けたらいいな。以上。

 

web拍手 by FC2