上田麗奈さん「sleepland」リリイベなどの感想
上田麗奈さん「sleepland」のリリイベに参加したので雑感を。自分が運良く行けたのは新宿アニメイト、秋葉原ゲーマーズの2回。
積んだ分の過半を富山回（うえしゃま地元）に注いだのだけど、残念ながら落選。重複調整を考慮してアニメイト分の応募は富山のみにしていれば…むしろアニメイト富山に就職していれば…等のよく分からない反省に陥りがちではあるものの、終わってみれば東京で2箇所参加できた。良かった良かった。続きへ。
■新宿アニメイト回
サイン会という接近イベ。緊張しいコミュ力欠乏症の典型的オタクなので順番が近づくにつれて逃げ出したくなったし、対面した瞬間考えていた質問は全て忘却した。曲が好きという至極当然なこと告げたり、健康労りオタクになるなどした。
上田麗奈さんは声優界でサインが1番シンプル（だと僕の中で有名）なので5秒足らずでサラサラーっと描き対面時間は正直そこまで長くはない。ただ剥がしの後もかなり長めに視線をくれるのが印象的であった。
ということで頂いたサインが上の画像。大切にします。
富山の次に行きたかった回、千秋楽。座席抽選時の最前確率最大化問題の解は「なるべく序盤に抽選を受けること」。結果2列目で満足。
中村先生が推していた面に。ケースもOKとのことで、ではと描いてもらったらインクが乗らず途切れてしまう。上田さんに謝られてしまい、こちらこそ無茶なとこにお願いしてすみませんと謝りながらも、内心は珍しいサインもらえたと嬉しく思ってしまったこと重ねてお詫び申し上げます。
なぜ今回は金色のペンにされたのかと聞いたらうえしゃま的には「色合いが良いと思ったから」とのこと。「これがリアル"この色、いいな"かぁ～！」とふむふむオタクになった。
上田麗奈の「この色、いいな」【コラム】 | WebNewtype
↑素晴らしいのでぜひ。リリイベの感想は以上です。
■「世界観を持つものに」
リリイベでは今後のアーティスト活動についての考えを聞くこともできた。そのひとつがいつかやるかもしれないライブ（コンサート）は「世界観を持つものに」したいということ。それを聴いてとても、らしいと思った。
「RefRain」が無かったらここまで熱が入ってなかったと思う。題通りに繰り返しを意識した曲内容にもなっている1曲目の「マニエールに夢を」がアルバムを聴き終わった後に聴くべき7曲目であるかのような作り、とんでもない名盤であると思った。この7曲目の「マニエールに夢を」を聴きたいが為に1曲目の「マニエールに夢を」を聴き始める、という異常な字面ながら成立してしまうのが「RefRain」の強さである。
そして「sleepland」はアニメ「メルヘン・メドヘン」の世界観に予想以上寄り添った作りになっておりまた驚きである。新しい物語の始まりを意識した「誰もわたしを知らない世界へ」、絵本を読んでいる内にいつの間にか夢の世界に入ったかの様な「sleepland」、どちらも作品のイメージソングとEDにばっちしである。そんな2曲に加えてのアーティスト盤3曲目の「fairy taleの明けに」はダウナーながらも底知れぬ力を感じるものに。上田さん曰く作中で自身が演じるアーサーのイメージに沿ったものであると。アーティスト盤としての3曲目はタイアップ2曲から様変わりした曲だと予想していたので、聴いた時は驚くとともに世界観への拘りを強く感じた。
アーティスト活動の誘いに1年弱考えたり、「sleepland」の3曲目をどんな曲にしようかリリースギリギリまで選定したりしたのは、いかに世界観を持たせるかに拘り抜いた結果だろう。次の活動も当分先だろうし、上田さんも「お待たせするとは思いますが…」と言っていた。ただそうして時間をかけて出来上がってきたのが「RefRain」と「sleepland」であった。余裕で待てる。
僕は映画「ハーモニー」の御冷ミァハを観て「なんだこの声優は！？」と驚き、「RefRain」を聴いて「上田麗奈やばいな」と腰を抜かし、入沼したタイプのオタクである。上田麗奈は底が知れない。だから知りたくなる。追いがいがある。そんな上田麗奈が上田麗奈とは何かを表現するアーティスト活動を今後もゆるりと見守っていきたい。以上。
追記：もしここまで観てくれた方がいたらぜひとも「RefRain」にも触れていって下さい。
上田麗奈 / Debut Mini Album「RefRain」試聴動画
