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好きなものの備忘。

BtBが良すぎた。WUG岸和田感想

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  Wake Up, Girls! FINAL TOUR - HOME - ~ PART Ⅱ FANTASIA ~ 大阪・岸和田公演での2Days4公演に参戦したので感想を残します。

 

 台風が逸れてくれたおかげで晴れ間の見えた岸和田は浪切ホールツイッターで見たけど、朝方は雨上がりの虹がかかっていたとか。素敵かよ~。

  

 

 以下、セトリ等、残りのツアーのネタバレになる可能性があるので、今後参加予定の方は閲覧ご遠慮ください。

 

 

■物販

 

 

 フードに書かれた”Hallelujah”の文字が後ろから見える、これを物販写真で見た瞬間「絶対欲しい!」と思った。

 PartⅠで後悔したのはビブス購入をスルーしたことなんですよね。ツアーTや過去のライブTを日替わりで着るのが楽しいから、ビブスは買わなくていいかなって。けど蛍光色が故に「ライブ中でも目立つ」という推しの発言を聴いて失敗したなと思った。そういったリベンジの意味も込めてのパーカー購入でした。

 

 あとはパンフとかTシャツ、ブロマイドとかを。ライブブロマイドが果てしなく良い。ワグナーと「これどのシーンだろ??」や「ここな~!!」と語れて楽しい。全種見たわけじゃないけど、当ブログはアガペーでハート作ってる奥野香耶さんを推しています。

 

 

■岸和田公演 (特に書きたい曲のみ。必ずしもセトリ順ではありません)

 

 

□スキノスキル

 

 FANTASIAの幕開けは『スキノスキル』。薄い幕(紗幕と呼ぶらしい)に映像を映すプロジェクションマッピングの演出がファンタジー

 

 

 このファミ通の記事の写真が面白く、ライブ行ってない人からすると「!?」ってなりますよね。かと言って現地組も眼の前の光景が夢か現か幻か、自信を持てないくらいには幻想的なステージの虜になっていたと思う。

 

  スキノスキルは振付も衣装もかわいすぎる。私は「闘う時の背中はまるで鋭い翼ね」のとこの振付が大好きで、WUGちゃんの背中とそこから振り返る様がなんとも凛々しい。基本的にこの曲はかわいいで溢れているんだけども、ご主人様のチカラになりたい!と強い姿を見せようとするところが尊い(またそこがかわいい)。

 そして何と言ってもスキノスキル衣装で歌唱してくれたことに感激した。ケルト調の曲と踊り子風衣装の相性が良すぎるので「スキノスキルはあの衣装で歌って欲しい、その反面他の曲に合わなそう…」と感じていた。ツアーの性質上1曲で衣装チェンジが難しいと思っていたので(中に着込めるなら別だが)、期待しすぎないようにしていた。だからまさかの本衣装での登場と、贅沢な1曲使いには驚き、そして感謝の気持ちが湧き上がり、初っ端からジ~ンときたのだった。

 

 

□outlander rhapsody (~ リトル・チャレンジャー)

 

 ドット絵のRPG風の凝った映像が流れて会場が笑いに包まれる。スキノスキルの滑空感ある映像も綺麗だったし、このゲーム映像もとても楽しめた。色々小ネタもあるようなのでこれからの公演での楽しさも残る。

 

 そして披露されるは『outlander rhapsody』。4人の女神、もとい戦士が黒衣装にマントを羽織り、手に持つは剣。

 Aメロ前後半の間に短いオイ!オイ!ポイントがあるのが好き。あとななみんが「ポンコツぎみな 冒険さ」と歌うところは先のゲーム映像を思い出しニヤける。最初寝てませんでした?

 間奏ではあいちゃん・みにゃみ・みゅーが中央通路に姿を見せ、会場からWake Up, Power!を集めようとする。WUPによって7人の剣は光を得るわけだが、闇の中で動く光る剣がめちゃくちゃ格好良い。「厨二乙!」とななみんに言われてしまうかもしれないが。

 そしてその剣は残像が見える仕組みになっており、まゆしぃみにゃみななみんハートみゅー音符、残る3人が自分には分からなかったので今後注視していきたい。

 

 見事に巨悪のドラゴンを倒し、勝利のポーズとばかりに剣を天に掲げる7人。その背中は、スキノスキルで言う「闘う背中」を思わせて頼もしく、とても格好良い。そして腕を上げた状態から流れるは『リトル・チャレンジャー』イントロ!! 持っていた剣を岩に刺し、次の武器であるマイクに持ち替えた、と。…激アツすぎる。この流れがめちゃくちゃに良かったです。滾りました。最高です。

 

すばらしいチカラを そう 勇気でもかまわないから

ずっと1つ 手にいれたかった(outlander rhapsody)

 と歌う曲だったけど、見事すばらしいチカラ(WUP)を得たので、

地図やコンパスは要らない

胸に勇気があればいい(リトル・チャレンジャー)

 冒険に出た、という歌詞の繋がりもグッときた。

 

 完結してたはずの世界を変えようと立ち上がり、剣を取り魔物に立ち向かい、勇気を胸に冒険に出るという流れ。PartⅠでは序盤3曲(SHIFT~暴君~地下鉄)の超強い流れがパーティーの最高の幕開けを演出したが、PartⅡの3曲は視聴覚的に魅せ、そして参加型の演出によってIFの世界へ引きずりこまれるような感覚にさせてくれた。すごいよWUGちゃん。

 

 

□リトル・チャレンジャー

 

 間奏が大好きです。

好きだよ 好きなんだ
好きって言える 自分が好き
好きだよ 好きなんだ
そう言うために 僕はここにいる(リトル・チャレンジャー)

 関東組の私にとって、この岸和田がHOMEツアー初の遠征でした(というかWUGでの遠征自体初)。それだけに「好きって言うためにここにいる」感が歌詞と重なって熱い気持ちになり、グッときました。岩手にも全力で好きって言いに行きますし、熊本や徳島、仙台にも。それこそWUGちゃんへのスキガサセルわけです!(無理矢理?)

 

 

運命の女神

 

 「I-1Clubの曲と言えば?」の質問に対して、仮に7人いれば6人は先のリトチャレを選ぶと思いますが、残り1人ぐらいは『運命の女神』と答えます。それぐらいにI-1Clubの中でも名曲。FuFuや\イエーイ/、\1.2.1.2.GO!/などコールがとにかく楽しい。

 2日目昼が初の一桁列席だったので表情とか特に注視してたんだけど、確か2番Aメロあたりでまゆよぴが向き合ってるところで青山さんが吉岡さんのほっぺたをペチンと叩いてジャレてるの見て超絶満面オタクスマイルになるなどした。

 会場企画では『あぁ光塚歌劇団』を披露してくれたけども、お当番のまゆしぃが光塚を入れようと企画した時点でかわいいし、やっぱりまゆよぴなんだよなぁ。

 

 

Jewelry Wonderland

 

 市原公演での君プロのりかっちパート(歌唱まゆしぃ)の感想を上田麗奈さん宛の手紙に書いて共有するタイプのオタクなので勿論『Jewelry Wonderland』にも真剣(?)です。君プロのりかっちは元気ながらもやや抑え込むようにメロの区切りを歌っているが、ジュエリーでは元気に弾け、それまでI-1の先輩陣で繋いできた落ち着いたメロと豪勢なサビの架け橋を担っているように思う。「さぁ」と歌うというよりは、「さぁ!」と台詞を発するように・誘うように。

 上田さんが上田麗奈としてではなく高科里佳として歌った一方で、まゆしぃは吉岡茉祐として歌う印象を受けた。繋いできた落ち着いた流れをそのままサビ直前に繋げるように。今後の公演でも聴き込んでいきたい。

 

 そしてこの日は勿論WUGちゃんのダンスをフルで観られたので嬉しかった。顎に手を当てて一列に並ぶとこ、そこから左から順に直るところが可愛い。両人差し指を上げて左右に飛び跳ねるとこも良い。落ちサビのかやたん、よっぴーも最高でした。色々挙げるのもキリないですね。Jewelry Wonderland、何もかも良すぎて好きすぎでした。

 

 

□コント(会場企画)

 

 岸和田の会場企画はWUGちゃんのコント。何やら1stツアーの大阪でも披露したらしく、古参ワグナーさんには懐かしいものであるとのこと。文字数と記憶力の問題で少しだけ。

 両日共に昼公演は「コンビニ」のコント。こんな店員は嫌だ!なWUGちゃん6人にまゆしぃが対峙。止め処なくWUGちゃんがボケるのでつっこみ役のまゆしぃが大変そうだった。キャラはキモータ役のななみんがヤバすぎて笑い転げた。あと店員の時のように詰めて一列に並ぶとかやたんの小ささが際立ってかわいいですね。

 夜公演は「学校」のコント、というか大喜利ですね。推しだからか、かかやたんの回答がほぼツボでした。

 高木さんの「ゴミ山クズ能」や青山さんの「アフレコブースで丸まってる」という煽り合いや自虐、オタ4の他作品・他声優のオタク話、奥野さんのず~ぱら宣伝を皮切りに山下さんのハッカドールで〆るまでの綺麗な流れ…等々どれもたくさん笑ったし、お互いイジれる関係にまでなったからこそのやり取りという感じで本当WUGちゃんらしい時間でした。ただ「かやたんななみんのガチ恋向上講座」は絶対面白いので実現して欲しい。まぁ皮肉なのがガチ恋もまたFANTASIA…。

 

 

 

□同じ夢を見てる

 

 イントロでまゆよぴの波動を感じたのでサイリウムを赤青準備OKにしたら次々とWUGちゃんが出てきて何色にしようか戸惑った。しかし結局何色を振っていたか覚えてないくらいに聴き入った。何と言えば良いのか、階段に腰掛けながら歌う7人がとにかく尊かった。かやあいが特に沁みたので夜の部では2人の色を振った。

 

 

□リーディングライブ ~ Polaris

 

 アニメやライブ、アニサマと観てきたが、ここにきてまたPolarisに対してエモさが増すとは思わなかった。WUGちゃんがPolarisの歌詞に込めた想い、紡いだ言葉をより深く感じることができる流れ。そしてその過程を三次元→二次元のWUGちゃんに置き換えて演じ、FANTASIAにかけた"IF"の話として披露したところに、彼女たちの凄みを感じずにはいられない。WUGちゃんやスタッフさんがHOMEツアーに込めた想いをこれからもひとつでも多く受け取っていかなければならないな、と改めて思った。

 あいちゃんの「"あの日"、星が良く見えたんだって」がPolarisというタイトルに繋がり、そこから一人ひとりの想いを経て、歌詞割りに至る。7人の話ではあるのだけども、どこかまゆしぃの一人称視点を通して6人の想いや反応に触れたような感じを受けた。そうして一人ひとりの背景を感じた上で、直後の『Polaris』で一人ひとりの言葉がこれまで以上に沁みた。

 

 そんなまゆしぃ視点の没入感を多少でも感じたところで、落ちサビの赤景色がよりグッとくるようになった。自らは一歩引き、6人から受け取った言葉を紡いで歌詞にしてきた功労者。そんなまゆしぃを喜ばせたいという想いや感謝の気持ちが、あの色にはたくさん詰まっているのだろう。

 

 

□映像 

 

  • 顔を出し入れしてるかやたんがくそかわいい

 

                        現場からは以上です。

 

 

7 Girls War

 

 ファンミで相当ふざけた曲(褒め言葉)だったので、ツアーでどうするんだろ?と心配に思っていた曲。杞憂でした。1日目は昼夜共に「涙は~」だったので「まぁそうだよね雰囲気大事にしてこ」と思ったところでの2日目が「ふぁ~」だったので嬉しくてFooo!!って喜んじゃいました。ふぁ~した後の照れ顔のよっぴーがかわいかったです。

 

 

 

□タチアガレ! ~ 雫の冠

 

  とあるWUG初参戦の方の感想ブログでイントロのWake Up, Girls!コールを褒めててそれな~!!と共感した。

 自分の初めてのWUG現場でもWUGコールが本当に格好良くて衝撃を受けた覚えがある。そして今でも大好きなコール。考えた人をとてもリスペクトしていますし、始動の『タチアガレ!』と対である(と個人的に解釈している)再起の『少女交響曲』のイントロにもWake Up, Girls!コールを入れた方も素晴らしいです。

 

 そしてその初めてのWUG現場がWUGフェス2017で、当初の目的は上田麗奈さん目当てだったわけだが上記のコール以外にも衝撃を受けたのがバラードのまゆしぃソロだった。『言の葉 青葉』、そして岸和田にて久々に披露された『雫の冠』にて国際展示場の自分がいた最後方まで突き抜ける歌声に圧倒された。

 

 そんな生のWUGちゃんとの最初の出会いも思い出した2曲であった。

 

 

Beyond the Bottom

 

 久々に生で観た『Beyond the Bottom』が本当に良かった。BtBは良い曲すぎるし、歌詞も大好き。間違いなく私の中で一番のWUG曲。そして今日のWUGちゃんのパフォーマンスも抜群だったし、それをさらに引き立てた暗転演出が素晴らしく、シルエットで抜かれたWUGちゃんが余りにも神々しい。アイドルに偶像性を垣間見た瞬間だった、故にファンタジーなのだろうか。全てが高い水準で噛み合った5分半、とても良かった。いや良すぎたとさえ思ってしまった。生のBtBが無い半年先が一瞬脳裏をよぎってしまった。最近は立ってアンコールするようにしているのだが、この公演ばかりは歌い終わり何も言わずステージを去る彼女達に、立ち上がってアンコールを求められるほどの気力は残っていなかった。まぁ夜公演以降はある程度耐性は付いたように思うし、iPhoneでは変わらずBtBを聴きまくってるわけだが。ただ、もっとずっと生のBtBを観ていきたい、聴かせて欲しいという気持ちはこれからも度々起こるのだろう。悲しい感想は書かないようにしてるが今回だけは素直な気持ちを残したい。

 

 

□En. セブンティーン・クライシス ~ ハートライン

 

 アンコールタイムというインターバルとセブクラの盛り上がりに大分救われて、ラスト3曲はとても楽しむことができた。市原公演の感想で「セブクラは飽きるまでやって欲しい。飽きないので」と書いたんだけど、曲配置的にもしやセブクラはPartⅡの常設曲なのだろうか。これは毎回盛り上がり必至ですね。

 

 そしてまさかの『ハートライン』。2日目夜公演、\よーっぴー/コールを耳にして次に来るであろう\まーゆしぃ/コールを察知してかよろけてしまったまゆしぃが可愛かった。このメンバーコール、昼公演のノンダイが伏線になっていて、市原ではおそらく片手もいなかったDメロのメンバーコールが、座間で若干増えて、岸和田初日で結構な数になり、2日目で大勢を掴んだような感じを受けた。そしてそこでやっと演者側が反応し、夜公演のハートラインに繋がったわけですね。被せを疎む方がいるのも理解はしてますが、WUG曲は包容力があるのできっと楽しい方向だと私は思います。

 また、Aメロ前半終わりで1番は\かやたーん/、2番は\あいちゃーん/も鉄ですかね。ハートライン、良い曲な上にコールで楽しめて、セブクラに負けず劣らずな盛り上がり曲で最高ですね。

 

 

少女交響曲

 

 MC(「ぶち上がる曲」)的に極スマかと思ったらまさかの『少女交響曲』で驚いた。歌い終わった後に青山さんが「この曲には私達の言いたいことが詰まっている」という主旨のことを言っていたので次の岩手や横須賀公演で、その意味を汲み取っていきたいと思います。聴きながら書いてたけどほんと高クオリティな楽曲ですね、少女交響曲

 

 

 

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 岸和田公演、お疲れ様でした。不思議な世界にグッと引き込まれてからはもうその虜になってました。やっぱ最初の3曲は凄いです。感想が溢れ出てきてしまい…ここまで長いブログを書いたのは久々だ。

 

 

■たこ焼き

 

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 帰りはたこ焼きを食べました。8人の女神にあやかって8個~WUPを添えて~。今回の遠征で初めて新幹線というものに乗ったんですけど、そういう経験値を貯められたのもWUGちゃんのおかげです。本当に有り難いです。また舞台イベや岩手公演で。

 

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