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好きなものの備忘。

怪獣出なくても面白いが六アカが無いのは辛い6話雑感

SSSS.GRIDMAN6話「接・触」感想(というか雑感)。ネタバレ有り

  • この世界は創られた世界で、その創造主はあの「新条アカネ」、消された人は彼女が気に入らなかった者。謎の怪獣少女から衝撃的な話を聞かされたと思えばその帰り道には謎の暴漢から襲われしかも声を聴けばいつもアンチ行為してくる怪獣で何が何だか分からない。それでも、いつもの場所に戻ればいつもの面子がいつもの姿でいてくれる。そんな光景に安堵してか、笑顔を見せた裕太は自分の"やるべきこと"を認識する。裕太と怪獣少女・アンチ、六花とアンチ、内海とアカネ…主要キャラ同士の接触が描かれた6話は物語の核心に接触できた重要回であった。
  • 5話雑感でも触れたけど、裕太の"やるべき"やアカネの"やらなくちゃいけない"はしっかりと追っていきたい言葉の使い方。裕太は2話で覚えた揺らぎがどんどん正され、自分の存在意義、この世界に降り立った理由に徐々に近づいていっている感じを受ける。
  • 「怪獣が出ない回を作っちゃ駄目だよねぇ」と言いながらも怪獣(姿)を出さない回にしちゃう。怪獣が出ないのはアカネちゃんがスタボ?でお茶してるからですね。

 

  • アカネに話しかけられた時の内海がまさにオタクというか何というか、とても分かりますという感じ。クラスのヒロインが突然話しかけてきてしかも共通のオタク趣味があるなんて知った日には即落ちもんです。
  • そんなこんなで内海と順調に関係を築きながらも脈絡も無く裕太の話をふってしまうアカネ。

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    今までの会話を振り返ると、4話では六花に回答を強いて、5話は裕太からの気のない返事に確信を得てしまっていた。こういったアカネのやり取りを踏まえてか、アカネCV.の上田麗奈さんは「コミュニケーションが苦手な子」と評している(ラジオより)。脅迫的に答えを聞き出そうとしているわけじゃなく、彼女なりに素直に会話を経て答えを聞き出そうとしてああなんだと捉えると、なんだかその不器用さに愛おしくも思えてしまう。
  • ちなみに上田麗奈さんはアカネとコミュニケーションの部分で似ているので、演じ易いと感じたところもあったそうだ。役に入るためにアフレコブースでは自らやや離れた距離感を取っていたとか。救いてぇ…。
  • そして内海がはぐらかしたのは裕太達を思って…じゃなくて厄介事に巻き込まないようアカネを思ってのことだったのが笑った。落ちてますね。

 

  • "ツツジ丘ができる前からずっとここにいた"と話すは怪獣少女2代目アノシラス。本家「グリッドマン」にてアノシラスが存在していたのは電脳空間なわけだから、2代目でも存在の仕方が変わってないと考えると、ツツジ丘はアカネが電脳空間の中に作った街と考えることができる。なので「SSSS.GRIDMAN」では、現実世界と電脳世界が別で存在している本家と若干違って、今見えてる現実世界が電脳空間でもあり、恐らく真の現実世界が別にある、と。原理は知らないが、何か悪いやつがアカネ周りの世界を電脳空間に持ってきて、アカネを利用して理想郷を築こうとしているのだろうか。それ故にアカネ達はグリッドマンを「お客様」と呼ぶ。
  • グリッドマンやアレクシス(6話ラスト)が現実世界に現出できていたのもジャンクの中は電脳であり現実であるからだろう。
  • ボイスドラマでも新世紀中学生が繋がりについて触れている。ボラーが中の人ネタっぽく好き勝手やってて面白い。
  • それにしても一つの街を創り上げたのが上田麗奈CV.とはカリギュラのμみがありますね。アカネ好きな人にはぜひこちらも薦めたいので是非。
  • 眠る裕太を起こして過去との繋がりを話す為に聴かせたのが「夢のヒーロー」のアレンジだったの熱い。世界の仕組みを説明する時の軽快なBGMにも元ネタがあるのだろうか?なかなかクセになる音楽だった。ご存知の方がいましたら教えて下さい。

 

  • アカネに脚で弄られたり六花に髪洗ってもらったりとアンチが羨ましい。スマホは痛そう。

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    この学校ジャージinスカートのスタイル、緩くて割と好きなんだけど、自分が高校生の時は「みっともないからやめなさい」って女子は注意されてたな、ってなことを思い出すなど。

  • 「youthful beautifui」がエモエモのエモ(n回目)。怪獣が出なけりゃ六アカも無かった6話。辛い。けどそれでもなお面白い。

以上。

 

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