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好きなものの備忘。

沼津旅行記 後半 【移行記事】

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沼津旅行記の後半!記憶が新しい内に書いていきます。

 

 

前半はこちら↑。追記へ。

 

  

⑦淡島マリンパーク

 

 朝風呂してチェックアウトして淡島マリンパークへ。ホテル利用者は無料で入れるのが良い。

 

 

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 水族館内には↑の様なお手製パネルが貼ってある。魚達の特徴や水族館の裏側事情について説明されているが、くだけた文体と写真でいくつも見入った。特に展示用の魚とかを自分たちで捕まえる苦労体験はやや自虐的に書かれていて面白かった。

 

 

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 海の生物を触れるコーナーで大好物を触って喜ぶ。ウニのとげってそこまで鋭くないので気持ち良い。クリの方が痛いぞ!あとなまことかヒトデ、小さい鮫にも触ることができた。その後はショーを楽しむなどしてした。決して大きい水族館ではないけど、工夫を詰め込んで密度の濃い時間を過ごせること違いない。

 

 

 ということで淡島でなすべきことを終えた我々はAqours丸に乗り込み、島を後にしたのであった。充実していた。

 

 

伊豆・三津シーパラダイス

 

 水族館をハシゴするのは最初で最後だろう。恋になりたいAQUARIUMの聖地みとしーへ。沼津なのに西武バスがやけに多く走っていたことが不思議だったが、西武グループ内に伊豆箱根鉄道があり、そしてそこがこのみとしーの運営であるとのことであった。合点がいってスッキリ。

 

 

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 天気が良いとイルカ像と淡島の間ぐらいに富士山が見えるらしい。みとしー、展示は種類もあり楽しいは楽しいが見どころはイルカショーにある感じを受けた。この日は巡礼スケジュールがタイトな為、ショーはチラ見程度(´・ω・`) また来た時に見よう。

 

 

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 複雑な乙女心と海月色。壁が鏡面使用で万華鏡に近いか。角度を付けて天井に写しても良いかなと思いました。

 

 

 

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 売店でうちっちーTシャツとぬいぐるみを購入(旅行特有のノリ)。また、展示でうちっちーの起源や初代うちっちー(現行は2代目)を見るなどしてうちっちー成分も幾分かは補給できた。それにしても、スクフェス感謝祭でも必死に走り回って探したが会えなかったうちっちー、今回も会うことはできず。嗚呼、あなたはどこにいるの。

 

 

⑨安田屋旅館

 

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 みとしーすぐ近くにあるのが千歌の家のモデル、安田屋旅館。日帰り温泉目当てに寄りたかったがこの日はお休み。またの機会に伺おう。

 

 

⑩三津海水浴場

 

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 有名な"助けて"キービジュアルの背景やスク水梨子のシーンで使われていた。浜辺にて青空サーフィン教室が開かれていた為、構図撮りはできなかったので、それはまた今度にでも。そしてこの砂浜、安田屋旅館の道を挟んで真ん前にありました。実際の位置関係が分かることで作品理解に深みが出るので良い。

 

 海岸には「海乃家」や風車で文字どられたAqoursボードがあり、聖地巡礼では必ず抑えておきたいところ。

 

 

⑪松月

 

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 カンカンみかんタルトを店内で頂き、みかんどら焼きも持ち帰りで購入。店内のサンシャイン!!グッズ、キャスト色紙そしてBGMはサンシャイン!!曲(しかもBD特典w)とかなり染められた和菓子屋さんだったが、味は抜群に美味しかった。店内は劇中まんまの配置で、わたあめの模擬像もいたりと最高に良い空間だった。席数は多くないので空いた時間帯を狙うか、持ち帰りを前提にして行くと良さそう。

 

 松月の近くには劇中に出てきたコンビニ、現実ではセブンイレブンがある。そこで「内浦の海」という日本酒が目に入ったので購入。

 

 

長浜城

 

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 6話「PVを作ろう」回より。高所からの景色を撮れる内浦数少ないスポット。昨日の淡島神社に続いてまた登るのかとやや陰鬱になったが所要5分なのでそこまででもなかった。そして普通に城跡の要所に立っている説明文で楽しめた。

 

  「あなた達も"ラブライブ!"?」

写真を撮っていたら70代中盤と見られるおばあさんに話しかけられた。僕の前職は老人相手に合法的にセールスをする仕事に就いていたので高齢者相手の会話は慣れているわけだが、その方とも色んな話をした。ある時を境に、こんな田舎を歩き回る若者の姿をいくつも見かけるようになったこと、今日と同じ様に話しかけたところ"ラブライブ!"の舞台であることを知ったこと、Eテレの再放送を録画して見ていること…etc. 大洗に行った時も「ガルパンはすごいな!」と当時の町議会のお偉いさんが言っててジワッた思い出がある。やはり年配の人からアニメの単語が出るとなんか面白い。

 

 「安田屋旅館は前は高級旅館だったのに今では若い人も多くなったしねぇ」とも言っていた。それに対する感想は続けて口に出すことは無かったのでどう思っているのかは分からなかった。アニメの聖地になることが地元の人にとって良いことなのかは分からない。問題は必ず出てくる。件の旅館はまさにそれだろう。淡島ホテルや安田屋旅館という高級宿泊施設が聖地化を受け入れたこと、それなりの覚悟が感じられる。今後もまた行きたい場所である様に、今度また来て欲しいと思われる人である様に要られたらと思う(うまくしめたい)。

 

 ちなみにそのおばあさんについて。サンシャイン!!の再放送は基本早送りで、沼津の風景が映った時はキレイなので観ているそう(笑) 聴いた瞬間は吹き出してしまったが、なるほどそんな視聴法があったのかと膝を打った。僕たちがアニメを観てキレイな背景と思う一方で、今までずーっとその風景を観てきた地元の方もキレイだと思っているのだ。そう思うとやや嬉しい気持ちになるのであった。

 

 

弁天島神社

 

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 かなまりがすれ違う場所。階段が急なので注意が必要。

 

 

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 近くの野菜果物直売所。店内にグッズがめっちゃあった。みかんは季節外れなのでハウスみかん買ったり寿太郎ジュース買ったり。

 

 

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 アラサー!独身!無職! 台に乗ってOK(潰れない仕様)で撮影ができます。若い学生がやると良いと思います。

 

 

⑭唯念上人の布教碑

 

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 僕が一番行きたかった聖地。そのままの一方通行でありますことを。

 

 

⑮黒澤家のモデル

 

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 碑よりちょっと歩くと黒澤家のモデルとなった門と家屋。最初は場所が分からなかったのだが「見ていく?」と声をかけて下さったのが家主の方でした!ちょうど家主の方が帰宅されたところでタイミングが良かった(´;ω;`)

 

※由緒あるお家ですが本当に民家なので注意※ 

 

入ってすぐは黒澤姉妹のグッズやキャストサインが並んでおり、色々説明して頂く。上がっても良いとのことでお言葉に甘える。

 

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 うおおおおおおおおおお!

大川家というのが先ほどの長浜城跡の城主でもあったとのことで良き家柄感が溢れていた。教養が無くてアレだが欄間や家具がすごかった(KONAMI)。

 

 

 「やってかないの?」

家主の方が畳に雑誌を広げて、不思議そうな顔をしながら訪ねてきた。最初は何言ってるのかと思ったが、察した。

 

 

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これですね!!!!分かります!!

 

なんでもこの構図で写真撮る人が多いので気を使って下さったとのこと。よくこの良い雰囲気の部屋でオタクかませるやつがいるよなぁ…と同志達に呆れながら、

 

 

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 アラサー!独身!無職!ですがこうですか!!!分かりません!! や、家主の方に促されただけなんだからねっ(ありがとうございました)。

 

 

 

「はい。これもでしょ。」

次に家主の方が持ってきて下さったのは、

 

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…(´・ω・`)?

 

 

 

 

 

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!!!!!!!ww!!!!????!!1111!!111wwww???ww

 

 

 写真は割愛しますがどぶさんとやりました。家主のおばさまの善意のくせがすごい(失礼)。

 

 

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 その時は僕たちしかいなく、人が少ないからという理由で琴にも触らせて貰えた。それどころか「さくらさくら」を教えて・引かせて頂けるという貴重な経験も。

 

 

 至れり尽くせりに迎えて頂き家主の方には感謝しかないです。畳や琴の修繕費には協力しませう。行かれる方が普通の民家であること、かなりの善意で公開されていることを念頭に行動されることを望みます。

 

 

⑯I love you.

 

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 ここも行きたかったとこ上位!すぐ横にバス停もありちかりこの波動を蟹汁。

 

 

⑰沼津深海水族館

 

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 曜ハウスを見た後に沼津港に戻って、深海水族館。まさか1日に3個も水族館に行くとは。しかしこの深海水族館、観光としてとーーーーっても楽しめた。これはかなり良い観光施設。めっちゃお勧め。

 

 深海生物を見て楽しみながら進むわけだが、ラストに構える主役のシーラカンスに近づくにつれて高まる興奮。そしてそれに応えるシーラカンスの迫力。シーラカンスがどんな生物かというよりそれを発見、捕まえる過程の話の方が面白いかもしれない。長寿故に興味深い背景を持っている。

 

 

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 また中盤には夏休みの自由研究の様なコーナーがある(クオリティは超高いけど)。なかなかに面白く、見入ってしまった。やはり好奇心はいつまでも持っていたい。

 

 

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 最後は大好物のウニや深海魚の寿司を食べるなどして旅行の締めとした。水族館のチケットで割引がある店もあるので是非(^o^)

 

 

 沼津、内浦を巡る旅、とても楽しい時間であった。黒澤家のモデルの家主の方は「降幡さんは愛嬌が良くてね~」と再三褒めていた。家主の方の中でサンシャイン!!が良い存在であるからこそあれだけのご厚意があるのだろう。聖地の人に悪い思い出ではなく、良い思い出として残るラブライブ!、サンシャイン!!であることを切に願う(うまくしめたい)。ありがとうございました。

 

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