ヒカペーを見たい。 - 仙台旅行記
「ヒカペーを見たい」そんなとあるワグナーの一言をきっかけに、WUGのツアーを周っていたワグナー4人が集った。
昨年12月に仙台旅行に行きました。ヒカペーとは正式名称が「SENDAI光のページェント」の仙台のイルミネーションイベントです。男4人でイルミネーション、しかもクリスマスシーズン真っ盛り。そう考えるとなんともアレな感じもしますが、ワグナーなのでヨシ!
ということで仙台旅行記になります。画像ちょいマシ・文少なめ・文体硬めで。
池袋に集合した後、車に乗り込んで仙台へ向かいました。道中の車内では5周年ライブの映像やMV集を観たり、適当なオタク話をしたりして過ごしました。昼過ぎに着いた仙台の空は青が広がっていて、雪に苦戦を強いられた前回の仙台旅行(3月末)とは対照的でした。
喜助
遅めの昼食は喜助の牛タン。普通サイズでも美味しいとは思いますが、せっかく仙台まで来たのであれば特切りをオススメします。まず自分を幸せにできますし、ワグナーであれば牛タンの切り口がWUGの「W」に見えてくるはずです。
イルミネーションのライトアップは夕方からなので、それまで仙台を散策。点灯前の定禅寺通りを横目に、数時間後の光景に想いを馳せながら歩いていました。
喫茶ビジュゥ
念願のビジュゥへ初来訪。今までは混んでたり休業日だったりで行けていませんでした。
WUGちゃんのサインをカメラに収めたり、交流ノートにコメントを残したり、店内にあった聖書「7 Girls Holiday」を見て「初々しいな~」とおっさん感を言い合ったりして過ごしました。
そして出てきたパンネクックと珈琲。甘さも控えめながら珈琲と合っていて、とても好みでした。珈琲は種類があって、美味しさのあまり連番ワグナーと追い珈琲をしてしまいました。
光のページェント
ビジュゥを出ると外はもう真っ暗でした。今回の旅の目玉、ヒカペーも既に始まっている時間だったので、足早に定禅寺通りに向かいました。
定禅寺通り、青葉通りを彩る電飾景色。どこまでも続いているようでした。この景色を作っている電球の数はおよそ80万個ほど。想像も付かない数字ですが、いったい何個なのでしょう。
綺麗に写真に収めたくてiPhoneで試行錯誤しましたが、満足いくものは撮れず仕舞い。また実物を観にいく為の自分への口実とします。
大きな木を巨大な籠で囲んだようなSUUMOの電飾が目を引きます。緑色のスーモと、その傍らにいる桃色の丸っこいのはスモミというキャラクターだそうですが、スーモはスモミに片思いしているそうです。
勾当台公園ではビアガーデンや大道芸が行われていましたが、なにかのコラボイベントかで大っきいラプラスがいました。背中があまりもイケメンすぎましたし、この構図だと、暴走したスーモの集団を撃退しにいく直前の激熱シーンそのものでした。
そんな勾当台公園で久々のWUG感に浸っていたところに、ツイッターに通知が来ました。見ればまさかのWake Up, Girls!公式のツイートです。
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— Wake Up, Girls!公式 (@wakeupgirls_PR) 2019年12月21日
Wake Up, Girls!
LIVE ALBUM
~想い出のパレード~
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2019年3月8日さいたまスーパーアリーナでの
Wake Up, Girls!FINAL LIVE音源の
アルバム化が決定しました。https://t.co/og4VTwryW2#WUG_JP
勾当台公園にいるときに、久しぶりのWUG公式からのツイート。なんだか運命めいたものを感じてしまいましたが、そう考えた方が素敵だという桜内梨子さんの言葉に、この時ばかりは共感せずにはいられませんでした。
伊達藩長屋酒場
夕飯はご当地感満載の居酒屋へ。樽酒いっぱいの見た目でまず好きです。写真だと分かりにくいですが、開いている扉は高さ1mぐらいの小さいもので、そこをくぐるようにして入るのですが、隠れ家に侵入する感じで結構ドキドキしました。
案内されたお座敷にはお膳が並んでいて懐石料理でも出てくるのかと思いました。焼き物やお鍋、竹に入った地酒を嗜むなどしました。
写真は一身上の理由で割愛しますが、店員さんが可愛かったので皆で代わる代わるツーショットを撮ってもらいました。WUGのツアー盛岡公演の時に行ったわんこそば屋で、メンツもこの日と同じ4人、そちらの店員さんも可愛かったので皆で写真を撮ったなぁとしみじみするなどしました。
店を出てからは、ヒカペーの消灯を見に行ったり(上写真)、〆のラーメンを食べるなどしました。旅行って食べてばっかりになりがち。
青葉城跡
ベッドで朝起きて隣を見ればポケモン廃人が発売直後の剣盾に勤しんでいました。聞けば「目が覚めた時に良い構成を思いついてしまい試せずにはいられなくなってしまった」と言ってたのでなんだか怖いなって思いました。
ホテルを出て向かうは青葉城跡。皆でおみくじを引きましたが、結果は大吉(みにゃみ推し)、大吉&吉(ななみん推し)、吉(かやたん推し)ということで敗北。かやたんごめん。
ななみんブロマイドを表紙に飾ったブロマ帳を片手におみくじを貰いにいったオタクが、巫女さんに「御朱印はあそこで押せますよ~」と御朱印帳と勘違いされてて笑いました。
八木山動物園
青葉城跡の近くにある八木山動物園へ。旅行中の車内は100曲あるWUGのプレイリストをシャッフルでずっと流していましたが、八木山動物園へ入る時にちょうどワグ・ズーズーが流れ始めたので、またしても運命論を感じてしまいました。
サービス精神旺盛な動物達ばかりでしたが、もちろん中の人などいない。思ったより広くて、動物の種類も多かったので午前中ずっと楽しんでしまいました。
餃子の天ぱり
ワグナーとして、ラーメン好きとして大好きな聖地です。横のオタクは餃子が気に入りすぎてお代わりしていたので面白かったです。けどほんと美味しいですよね。
終わりに
この後東京で用事がある人がいたり、翌日仕事の人もいたりということで、お昼を食べた後は仙台駅でお土産を買って、仙台を後にしました。
私は仙台に住んでみたいと子供の頃からぼんやりと思い続けていました。住み良い街ランキング上位の常連でしたし、実際幼少期に訪れて感じた雰囲気も好きでした。道が広い街は良い街の証拠ですし、萩の月は貰うと一番嬉しいお土産です。
そんな私が当時から10年以上経ってWUGで仙台を再認知したわけですが、そこでもまた新しい、たくさんの魅力に気付かされました。WUGを知るまでの仙台も、WUGを知ってからの仙台も、WUGが解散する日の仙台も、いつ来ても良い街だと感じます。そして今回はWUGが解散してから初めての仙台でした。しかし、そこでも変わらず素敵な想い出を作ることができました。そんなの当たり前だと分かりながらも、覚えた安心感もありました。