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好きなものの備忘。

5話の六アカには思わずにっこり

SSSS.GRIDMAN5話「挑・発」感想(というか雑感)。ネタバレ有り

  • 水着姿でゴミ袋の海に飛び込み、眼鏡やヘッドホンはつけたまま、そんなアカネを舐め回すように映す。作り手のフェチシズムが詰まっているのだろうか。そんな下から上へのカメラワークを何度も観られたグリッドマン5話。
  • グリッドマンやアレクシスに愛らしさを感じるようになってきた。1話にてジャンクPC画面から裕太に何度も問いかけてたのがシュールだったが今回も出先で起動されて「ここはどこだ?」と困惑していたのがかわいかった。
    アレクシスも"ラフティング"というワードに対して一旦は頷くも「…いや分からない」ってのがなんか良かった。アカネはいつだって純真さを持って行動してるけど、アレクシスは何考えているのか未だよく分からない。過剰なほどに甘やかす、というかアカネを持ち上げている節があるがそれはアカネを想ってなのか、それとも何か裏の意図があるのか。そんなよく分からないやつ、アレクシスがラフティングという未知のワードに対して適当に流さずに反応したのが和んだ。

  • アンチが出てきた時に
    グリッドマン「またお前か!」
    アンチ「また俺だああああああ」

    というやり取りにクスッときた。お決まりな返しは「俺で悪いか!」「なにか文句でも?」とかだろうけど、アンチくんは敵側なのでこの返しになるのだろう。なんか好き。それにしてもアンチくん、今回はピンチにおんぶしてあげたり、咳き込むアカネにマフラー(くっさい)の貸してあげたりしてて忠犬具合が伺えましたね。ラジオで声優さん達が姉弟というか犬というかみたいな話をしててなるほどなと思った。

    アニメGRIDMAN ラジオ とりあえずUNION | インターネットラジオステーション<音泉>
    ↑今回はアカネ役の上田麗奈さんとOxTゲスト回。

  • 水着にマフラーという組み合わせがまた作り手の変態s…コタツでアイス、クーラーガンガンで毛布、みたいな感じで素晴らしい(謎)。

  • 裕太とアカネが2人きりで話すシーンがなかなかに象徴的だった。f:id:yamasif:20181104125253p:plain
    前回六花への恋心を問われた為か、悶々としている裕太の元に現れたアカネ。その水着姿を見て照れたように目を逸らす。正直な反応でかわいい。ちなみに例のごとくカメラワークはアカネを下から上へ追っていたが、あれは下から見上げる裕太の一人称視点でもあったのかな。
    2人の会話。共に各々の今の悩みを思い浮かべながら、

    アカネ「やらなきゃいけないこと多くてさ」
    裕太「やるべきこと…」
    アカネ「そうだね…私にしかできない、私がやるべきこと。お互い大変だよね」

    ややちぐはぐな言葉のやり取り。シーンの流れから言うとアカネはグリッドマン討伐のことを思い浮かべ、裕太は六花への想いについて悩んでいるのだろう。"~しなきゃいけない""~すべき"はどちらも義務感の表現だけども前者はかなり強く、対して後者は弱い。アカネはグリッドマンを倒すことをMustとして、裕太は六花への恋心の取り扱いをShouldと捉えている。また、裕太はグリッドマンとして活動する意義について、自分の中にやや揺らぎが起こっているのでそういったことも表してるのかなと思った(が、材料不足)。そして裕太の発言を受けて「やるべき」と表現し直してもみたアカネだったが、彼女の場合は"やる"が"殺る"の方が言葉の収まりが良さそうな。とまぁそんな生返事の裕太だったので、アカネの探りの質問にも考え無しにYesと返事してしまい、それで確信を持ったアカネは作戦を実行に移した。

 


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  • それでも結局この距離感で座ってるのがね、もうね。

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今回は意味深な描写が多かった、今後も楽しみ。以上。

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