SSSS.GRIDMAN3話雑感

SSSS.GRIDMAN3話「敗・北」感想（というか雑感）。ネタバレ有り

• シリアスみのある今作で「敗・北」というサブタイを見てしまうと、メインキャラが離脱する3話特有の鬱展開に身構えてしまったけどもそれは杞憂で、何とかアクセスフラッシュな感じに落ち着いたのが何よりです。
• 雨に濡れたアカネが笑う場面。PV観た時から名シーン感がぷんぷんだっただけに楽しみにしていたとこ。主人公を殺したことを、成功として喜び笑うところに雲間から光が射す、完全に主人公に対する演出のされ方なのが面白い。六花とのWヒロイン感あるが、裕太とのW主人公も兼ねているんだろうなぁ。
  
  それにしてもここでのCV.上田麗奈さんの耳に残る笑い声。このめちゃくちゃ甲高い笑い声、悪役として笑っているというよりは、本当に嬉しくて無邪気に笑っている感じが出てるのが良いんですよね。それが結果的に悪役としてハマる。
• 監督は今作は退屈と狂熱と言っている。緩急もそうだしアカネのことも指してのことだろう。
  https://twitter.com/trigger_inc/status/1053684012164628480
• 作品の盛り上がりと共に二次創作も多くて有り難いグリッドマン。放送前や序盤は圧倒的にアカネのイラストが多かったのに、ここ最近では六花が数で上回っているようにも思う。アカネの表と裏の顔のギャップも良かったのだけども、六花のやさぐれ見た目という印象から、中身はとても良い子というのが分かってきたことが人気上昇の理由のひとつかと思う。そして脚。
  ぶっきらぼうな感じに見えるのに「電話出れなくてごめん」の伝えられなかった一言をずっと気に病んだり、親友の安否を気にかけ直接会いに行ったり（2話）、家の前で倒れていた裕太を介抱して側にいてあげたり（1話）で良い子すぎるので好き。
• あとなかなかに記号的表現?演出?が多い。グリッドマンに敗れてボロボロのアンチの横には青が灯る信号機があったが、アンチが戦闘不能とばかりに倒れると信号機は赤に変わった。他にも色々ある（のだろう）。関係無いけど戦闘シーンで車がポコポコ吹っ飛ぶのが爽快。
• 雨の公園で屋根の下で男?女の邂逅、変食のシチュエーションに言の葉の庭を見た。
• ED「youthful beautiful」が発売されたので聴いてみた。やはり展開を示唆した歌詞なんだろうか。2番Aメロの
  

  離れるくらいなら

  出会わなければ…そこまで大人じゃない

  真っ直ぐな言葉を吐き出せるほど

  子供でもないんだよ（youthful beautiful 歌詞）

  が印象的だった。3話、授業中の板書を見ると"境界人"についてやっていた。裕太とか将を見るとやっぱり男子高校生はまだまだ子供だなと思う一方で、落ち着いて大人の余裕感を見せるアカネも家では苛ついてモニタ蹴り倒すし、そんなどっちつかずな狭間を描く高校生の話は面白い。特撮要素にこうした青春劇が加わるのでより一層楽しめそうな感じがする、グリッドマン。
  EDはアカネの曲のようにも思えもするけど、今のところ不明。まぁ今後回収してくれるでしょう。ジャケット通りに尊い感じを期待。あとアカネと六花とかのキャラソンが楽しみすぎる。

• 教室の後ろに表彰状2枚程飾ってあるのが気になる。OPでのやつだとは思うが、文字までは読み取れず。

• 

  いいなぁ、これ。そういえばアンチのことを「一緒に朝ごはん食べてくれる怪獣」みたいに言ってたけど、アカネは家に家族いないのかね。大豪邸に住んでるみたいだけど。中身が無いけど以上。