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好きなものの備忘。

新条アカネと生足の裏に観るSSSS.GRIDMAN(2話雑感)

SSSS.GRIDMAN2話「修・復」感想(というか雑感)。ネタバレ有り

  • 2話よりOxT「UNION」がOPとして解禁。1話では挿入歌として使用されていたが、音楽が良くて、不穏な静けさ(序盤)→緊迫感(中盤)→バトルBGM(戦闘シーン入り~)→挿入歌(OP)の流れでグッと引き込まれ、まさに優勝。理屈は分からんがとりあえずめちゃくちゃ面白そう、そんな感覚にさせるのは1話として文句なしの出来、前期で言う所のレヴュースタァライトの様に。
  • 今回分かったのは新条アカネが怪獣を作り出しいる首謀者のようで、その行動原理は「むかつくやつを殺したい」といった感じか。1話では室内でバレーボールで遊んでいたトンカ(+周り子)、2話ではぶつかったのに謝らない非常識な担任。そこで死んでしまうと生きていなかった、過去に死んでいたということに書き換わってしまうらしい、理屈は不明。
  • ただアカネは誰それが憎いだけではなく、根底には退屈感があるのかとも思った。2話で担任を殺そうと怪獣を働かせたにも関わらず、肝心のその生死について無関心であるそぶりも見せたアカネ。彼女の行動原理の本質は殺意にはないのだと考える。OPでは、教室で頬杖をつくアカネの前に現れるのはグリッドマン、そこでの歌詞は「君を退屈から救いにきたんだ」。
  • 思い返せば1話冒頭も屋上で物憂げなアカネから始まっていた。そんなアカネを救うのはグリッドマンか響裕太なのか、はたまた別の誰かか。EDは指歩きでアカネに向かう宝多六花がおり、それに応えたのか同じく指を六花の方へ動かすアカネ。歌詞をなぞって「美しかったか」とも歌っていた。2人が歩み寄り合うという今後の展開示唆かどうかは分からないが、百合百合しいので素晴らしい。(追記:指歩きはどちらもアカネっぽいですね)
  • 2話の戦闘を終えて裕太は悩む、敵が現れたら倒しての繰り返しで俺達のやることに意味があるのか?、と。基本的に毎回新しい敵を倒す1話完結の特撮モノに対するメタ的疑問でもあるのだろうか。そんな時、裕太にぶつかった担任は常識的に裕太に対して謝った。そしてその変化を観測したのはアカネ。2話で物語の指針を見たように思う。
  • 合唱曲が劇中歌としてよく流れる。アカネが担任とぶつかって怒りか絶望かの負の感情が起こったときにも流れた。合唱コンクールと言うと、人によって良い思い出だったり、嫌な思い出だったりすると思うが、アカネにとっては後者なのだろうか。ちなみに1話では寝ている裕太の横で六花は合唱曲を口ずさんでいた。六花はアカネと違って合唱に良いイメージがあるのだろう。ゆえにあのぶつかった直後のシーンはアカネの負の感情の起こりを、集団と孤独の対比をもって、表していたのかもしれない。

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    (追記)OP、よく見ればアカネがいない(トンカ達も?)。この手にもつ賞状、もしや合唱コンクールの時のものだったり?

 

  • 上田麗奈さんの新条アカネがドンハマりしている。「よっしよっし死んだぁ~↑」が何ともイっちゃってる声していてドキドキしたし、「うちの担任ころっそっかなぁと思って」とサラッと口にだす感じも最高。
  • f:id:yamasif:20181014114255j:plain アカネが最高に男の好みで、黒ストッキングを脱いで、あぐらをかいたり、生足の裏をこちらに向けるシーンはめちゃくちゃに良い。誰にでも優しい才色兼備・才貌両全の最強女子と称されるアカネが裏ではこんなやさぐれ女子なギャップ(もちろん内面でも)が最高。

 

 面白いなグリッドマン。7月の先行上映会では演者の方がとにかく笑顔で、語りたいのに語れない(ネタバレ的な意味で)もどかしさいっぱいの顔を並べていたが、今はそれも頷ける。今期はイングレス、色づく、ダブルデッカーあたりを、好きなものを何周もする感じで追っていきたい。以上。

 

行く末:

 

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