「ALIYAN EVOLUTION ‐ShootingStar Side‐」は良いぞ。

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　隠れた上田麗奈無双と噂の「ALIYAN EVOLUTION ‐ShootingStar Side‐」を聴いたらそこそこに良かったので満足の極みです。

　しかし、残念なのが「良いぞ」と言っている声が全然見当たらない…。かと言って批判の感想も無く、言及自体されていないのだ…。このネットという海の広大さをもってしても…。

　なのでこれから本盤を聴いて「良かった」と思った方が「良いぞ」と言っている感想を観て「良いよな」と感じられる様に「良いぞ」と言うとしたい。続きへ。

【概要】

　「エイリヤンエボリューション」（パチスロ）に登場するガールズバンド「Shooting Star」のLIVE曲、キャラソン等のヴォーカル曲lのみを収録！…というのがHPでの説明文。

　僕は人生初のパチスロにおいて3分で1000円呑み込まれた経験をして以来パチスロ関係はやっていなく、本機も触ったことはありません。なので実機プレイを踏まえた感想は言えないが、収録のボイスドラマやコミカライズでストーリーを把握することは容易。端的に言えば、女子高生の主人公・歌野ひかりが突如飛来した”エイリヤン”と共にガールズバンド組んで歌の力で悪に立ち向かうという話である。そして本盤はそのキャラソン・サントラ。

【収録楽曲】

1. 星のカケラ　（歌野ひかり / CV.上田麗奈）
2. Starry Heaven （歌野ひかり / CV.上田麗奈）
3. Just the way you are （歌野ひかり / CV.上田麗奈）
4. COSMIC COMMUNICATION （歌野ひかり / CV.上田麗奈）
5. Orion （歌野ひかり / CV.上田麗奈）
6. Sparking Star　（響アリエル / CV.華山梨彩）
7. Tone Of The Universe （歌野ひかり / CV.上田麗奈）
8. 妄想World　（七曲るるこ / CV.矢野亜沙美）
9. Resonance （歌野ひかり / CV.上田麗奈）
10. 星空　（音羽織姫 / CV.村井理沙子）
11. Tune in Promise （歌野ひかり / CV.上田麗奈）
12. タリナイヤ　（Gacharic Spin）
13. Candy Star （歌野ひかり / CV.上田麗奈）
14. ドラマパート～エピローグ～

　歌野ひかりのCV.を担当するのがうえしゃまこと上田麗奈さん。流石の主人公力で13ある楽曲の内、なんと9曲も歌っている。ちなみにゲーム「Caligula」の上田無双においても9曲を歌い上げている。

　本盤の魅力は「上田麗奈が歌野ひかりとしてストレートに良い曲を歌うこと」に魅力があるので、μ（Caligula）の様な歌い分けや上田麗奈さんのアーティストな面を求めると物足りなさを感じると思います。ただ女子高生が腰を据えた低さで最初から最後まで歌っている感じが聴いてて気持ち良いです。このそこそこの良さが良いんです。

2曲目「Starry Heaven」ラスサビで食い気味にサビが繰り返される時のうえしゃまの伸びた高音に低めであるメイン音程でサビが交わるとこが良い。アイドルソングではないがオーイング・MIX、その後のコールまで容易に想像でき、ライブでは熱いナンバーになること必至か。
4曲目「COSMIC COMMUNICATION」GLAYのアルバム曲にありそうなノリで良い。歌的にはエイリヤンが人間とのコミュニケーションの難しさを軽く嘆くも音楽あればOK！的なもの。"だってキラキラリズムにのってターンしてギュッとハートにハグするメロディー伝わっちゃうでしょ"という歌詞の乗り方は最高。歌唱は歌野ひかり（CV.上田麗奈）だが、声の感じは全楽曲中で最も上田麗奈感が無い仕上がり。恐らくエイリヤン視点の曲であることを意識した歌い方なのだろう。こっそり販売している割にはしっかり、真面目に作ってることが伺える（失礼）。

11曲目「Tune in Promise」あのELISAさんも歌っている曲とのこと。私的には1番好きで、アルバムループにした上でこの曲から始めてしまうことがほとんど。
12曲目「タリナイヤ」は現実に存在するGacharic Spinというグループの歌唱曲であるが、素直にかっこよい曲。コミカライズでは登場人物が自分の中の不足感を見つめ直し、どうしたいかを導き出す過程が描かれているが、この曲は物語の導入であるドラマパートでチョコっと流れている。

　ということでまともなレビューはできていないけど、

「ALIYAN EVOLUTION ‐ShootingStar Side‐」は良いぞ！